2009年ノーベル平和賞

0911_01  今年のノーベル平和賞はオバマ米国大統領に決定したというニュースは世界中を驚かせましたが、驚いたのは周囲の人々だけではなく、当の本人も全く予期していなかったようです。[空所A~Fを聴き取りましょう。]
The president did not even know ( A ). “This is not ( B ) to wake up this morning.”
(大統領は自分がノミネートされたことさえ知らなかった。「今朝起きたらこんな風になっているとは思いませんでした。」)  確かに大統領に就任してからそれほど時が経っていないオバマ大統領がこの賞を取るのは、何だかそぐわないという意見が多く聞かれます。その辺りを慮ってか、大統領自身の言葉も次のように謙虚です。 

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ある女性の反乱

0907_13Ann Minchさんという女性がYouTubeに抗議の投稿をしました。何に怒っているのでしょうか。

[空所A~Gを聴き取りましょう。]
“30% APR. I could get a ( A ) from a loan shark.”
(年率30%ですって。高利貸しからだってもっといい利率で借りられるわよ。)

APRは annual percentage rate の頭文字を取った略語で、「年率」のことです。かなり高い利率ですが、これは高利貸しではなく、アメリカの大銀行Bank of America が発行するクレジット・カードの金利です。

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マクドナルド社の威信

0907_10ファーストフード店の王者、マクドナルド社と言えばアメリカを象徴する企業で、世界中で大いに幅を利かせているというイメージがあります。アジアの国、マレーシアにも多くの店舗がありますが、そこで一悶着ありました。

[空所A~Dを聴き取りましょう。]McDonald’s has been (   A   ) in Malaysia.
(マクドナルド社はマレーシアで法的打撃を受けました。)

「法的打撃」ですから、裁判に関わったのかと想像しますが、その通りです。ちなみに打撃を「与える」にあたる動詞はdeal を使っています。deal someone a blowで「someoneに打撃を与える」ですが、これをsomeoneを主語にすれば、Someone is dealt a blowとなり、上のマクドナルドの文と同じ構造になります。

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インドの人口抑制策

0907_08世界の人口増加に大いに貢献しているのは中国と並んでインドですが、なかなか人口抑制が難しい状況の背景には文化的な側面があります。次の男性の発言を聞いて見ましょう。

How many children do you have? ”Now you see, ( A ) .” So many, he says, he can’t even name them all.
(お子さんは何人ですか。「見ての通り、24人います。」多すぎて、全員に名前がつけられない、と彼は言います。)

なぜこんなに子供がいるのでしょう。

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近頃の若者は…

0907_07いつの時代も年配者から見ると、若者は頼りなく思えることが多いようですが、次のような若者はどうでしょう。

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]Hotel worker Roshinante has no interest in actively (p  ) (w  ), is nonchalant about a career and finds cars a bore ・and he is not alone in (o  ) (f  ) a quiet, uncompetitive lifestyle.
(ホテル従業員のロシナンテさんは、女性を積極的に追いかけることに興味が無く、キャリアに関しても無関心で、車も退屈だと思っているが、穏やかで、競争の無い生活スタイルを選ぶのは彼だけではない。)

このように何事にも淡白な男性を指す流行の言葉をご存知ですか。英語で言うと次のようになります。

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ダイエット歴40年、そして

0907_05これは個人のダイエット歴ではありません。イギリスが第二次世界大戦後の配給制度を終え人々がダイエットに夢中なり始めて以来、約40年経っているということです。今回はその結果について論じたコラムです。

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]Over the decades, our average body shape has got bigger, partly (th  ) (t  ) a huge variety of processed foods and snacks which weren’t available to our grandmothers, as well as a (s  ) lifestyle.
(この数十年で、我々の平均的体型は大きくなった。それは座りがちな生活スタイルはもちろん、祖母たちは手に入らなかった莫大な種類の加工食品やスナックも一因である。)

こう述べている筆者はダイエット関連の文筆家です。自身が痩身や栄養に興味を持ち、国民を啓蒙しようと務めてきたのですが、結果は失敗だったと言います。筆者はダイエット産業を批判しています。

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一席に収まらない座席論争

0903_12飛行機に乗って見知らぬ遠い所へ行くのは夢のあることですが、何時間も乗らなければならない時、うんざりするのが座席の窮屈さです。長距離になる旅行でエコノミーの場合、列車よりはるかに狭苦しいですね。標準体型の人でもそうですから太った人はもっと大変でしょう。ところがそんな人にさらなる負荷がかかりそうです。アメリカの航空会社United Airlinesが発表したある規則の導入のことです。

[空所A~Eを聴き取りましょう。]
It will now require passengers who are unable to (  A   ), (   B   ), or put the seat’s armrest down to (   C   ), if one is not available.
(United Airlinesは今後、ひとつの座席に収まらない、シートベルトを締められない、あるいは座席の肘掛を下ろせない乗客に、(座席に余裕がないなどの理由で)もう一席用意できない場合もう一席分の費用を請求する。)

航空会社側は、他の乗客に与える迷惑を考えるとやむを得ない措置だと言いますが、単なる金儲けの手段だと憤る人々もいます。そもそも飛行機の座席自体が狭すぎるのが悪いというもっともな議論もあります。

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少量のビールは健康に良い

段々暖かくなると、仕事帰りや風呂上りのビールがおいしくなりますね。今まではアルコールは健康の敵というイメージが強かったのですが、最近はそうでもないようです。

フランス人がsaturated fat(飽和脂肪)の多い肉などを好んで食べるにもかかわらず、心臓病の罹患率が低いことから、フランス人がよく飲むワインが健康に良いことが分かっていますが、最近ではビールなどのアルコールもこの仲間に入る研究結果が出ています。

10年に及ぶ健康調査によると、男性ならグラスに1、2杯(1杯約355ml)、女性なら1杯のアルコールは全く飲まないよりかえって心臓に良いそうです。お酒が好きな人なら万々歳の調査結果ですが、飲まない人はどうでしょう。医師たちは次のように言っています。
“Few medical experts suggest that a non-drinker take up the habit just for the health benefits, when exercises and a good diet can produce similar benefits.”
この文の大意は次のどちらでしょうか?

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A rose is a rose is a rose.

あれ、a roseが3つもある、と思われるかもしれませんが、これはアメリカの小説家Gertrude Steinの有名な言葉で「バラはバラで、それ以上でもそれ以下でもない」という意味です。それは当たり前のことですが、今後「バラはバラ以上」になるかもしれません。

貧しい国々には援助ではなく雇用を創出して生活を向上させようという動きがあります。そうした中International Fair Trade Associationという団体が、現地労働者の福利厚生に努力している会社の商品に「fair trade」 認定を与えています。今このfair trade認定商品を求める欧米の消費者が増えているそうです。

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株価が98%下落

米証券大手Bear Stearns は経営が悪化したため、米大手銀行JP Morganが緊急援助をしてbail out (救済)しました。これはサブプライムローン問題が原因とされていますが、この会社の救済前の株価は2ドルで最高値(171.51ドル)と比べると何と98.3%も下がったそうです。今から約10年前に日本でも大手証券会社が廃業したことがありましたが、アメリカでは生き延びたわけです。

アメリカのことだから対岸の火事だとは言っていられません。When the U.S. sneezes, the world catches a cold.(アメリカがくしゃみをすると、世界は風邪を引く)という有名な言葉もありますから、日本にも影響があるかもしれません。ところでJP Morganが緊急援助をしたのは・・・

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