A Brief History of Starbucks

スターバックスといえば、「スタバ」という略称で日本でもお馴染みのコーヒーチェーン店ですが、なかなか面白い歴史を持っています。

[空所A~Eを聴き取りましょう。]

Opened in 1971 by three partners, it ( A ) only sold high-quality coffee beans and the proper ( B ).
(1971年3人のパートナーで開業され、もともとそれ(=スターバックス)は高品質のコーヒー豆とそれにふさわしい器具を売るだけだった。)

場所はシアトル。そして創業者3人の中に、スターバックスを世界的企業に押し上げたHoward Schultz氏は含まれていません。彼は1982年に店舗運営、マーケティング部門の幹部として同社に雇われます。ミラノで人々が街中でおしゃれにコーヒーを楽しむ様子に触発されて、彼はアメリカにもイタリア風コーヒー文化を広めたいと提案しますが…

Initially ( C ), Schultz started his own coffeehouse in 1986. It grew so fast that within the next year, Schultz’s chain ( D ) Starbucks and adopted the name.
(当初拒絶されたので、Schultz氏は1986年に自分のコーヒー店を始めた。それは急成長し翌年にはSchultz氏のフランチャイズ店はスターバックスを買収し、その名前を採用した。)

もともとの創業者でもなく、一度は辞めた会社を買い取ってその名前を世界に広めたという歴史は面白いですね。その後の快進撃は皆さんもご存じの通りです。1992年に新規株式公開された時には店舗数は165にまで増えていました。現在は世界55ヵ国に17,000以上の店舗があります。ちなみに日本上陸は1996年、銀座に第一号店がオープンしています。

ここまで成功した秘訣について、Schultz氏は次のように考えています。

( E ) every employee in the company, something he ( F ) to growing up on the other side of the tracks.
(社内の従業員全てを大切にすることで、これは自分が貧しい地域で育ったためであると彼は考えている。)

結局、組織が拡大するかどうかはその中で働く人次第ということですか。ちなみに英文中の on the other side of the tracksはon the wrong side of the tracks とも言い、「貧しい地域で、貧しい階層で」という意味の言い廻しです。

さて、春期Buildupコースは今週で終了し、夏期コースは7月から始まる予定です。その間、コース説明会やセミナーを行なっていますので、興味のある方は一度覗いてみてください。お待ちしています。

正解:
A: originally
B: equipment
C: rebuffed
D: bought out
E: Valuing
F: credits

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