インフルエンザと運動

0911_02秋から冬にかけて本格的なインフルエンザの季節が到来しますが、今年は豚インフルエンザの流行もあり、普段より一層気をつけている方が多いでしょう。そんな中、予防策のひとつとして、運動する方もいらっしゃると思いますが、その運動について興味深い調査結果が発表されました。

ネズミを二つのグループに分け、一つのグループはゆっくりと休ませ、もう一つのグループは足踏み車の上で疲れ果てるまで走らせました。その後両方のグループをインフルエンザのウイルスに晒すと…

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]
After a few days, more of the mice who’d exhausted themselves running (c  ) (d  )(w  ) the flu than the control mice. They also had more severe (s  ).
(数日後、走って疲れ切ったネズミの方が、対照グループのネズミより、インフルエンザに多くかかった。罹患したネズミは症状も重かった。)

また別な実験では、ネズミをまずインフルエンザに感染させてから3つのグループに分け、第一グループはゆっくり休み、第二グループは2、30分程度の軽いジョギング、そして第三グループは2.5時間激しく走りました。この実験に使われたインフルエンザ・ウイルスは強力で、ひどくなると死に至ることもあります。結果は…

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2009年ノーベル平和賞

0911_01  今年のノーベル平和賞はオバマ米国大統領に決定したというニュースは世界中を驚かせましたが、驚いたのは周囲の人々だけではなく、当の本人も全く予期していなかったようです。[空所A~Fを聴き取りましょう。]
The president did not even know ( A ). “This is not ( B ) to wake up this morning.”
(大統領は自分がノミネートされたことさえ知らなかった。「今朝起きたらこんな風になっているとは思いませんでした。」)  確かに大統領に就任してからそれほど時が経っていないオバマ大統領がこの賞を取るのは、何だかそぐわないという意見が多く聞かれます。その辺りを慮ってか、大統領自身の言葉も次のように謙虚です。 

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映画のようなホントの話

スェーデンで映画に出てくるような強盗事件がありました。

[空所A~Fを聴き取りましょう。]
Burglars in Sweden ( A ) a daring predawn ( B) in Stockholm today.
(スエェーデンの強盗が今日ストックホルムで、大胆な夜明け前の強奪をやってのけました。)

音声は少し速いですが、一語一語ははっきりと発音しています。ここでpull off「(困難なこと)をうまくやり遂げる、成功する」は覚えておきましょう。英検1級などの試験で出そうな表現です。

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インドの人口抑制策

0907_08世界の人口増加に大いに貢献しているのは中国と並んでインドですが、なかなか人口抑制が難しい状況の背景には文化的な側面があります。次の男性の発言を聞いて見ましょう。

How many children do you have? ”Now you see, ( A ) .” So many, he says, he can’t even name them all.
(お子さんは何人ですか。「見ての通り、24人います。」多すぎて、全員に名前がつけられない、と彼は言います。)

なぜこんなに子供がいるのでしょう。

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アニメーターの現状

0907_06
日本は世界に冠たるアニメ王国です。配給される量もさることながら質が高いことで定評があります。しかしそのように高品質な画像を生み出す仕事をコツコツと行なうアニメーターの仕事は大変なようです。

[空所A~Dを聴き取りましょう。]
Line by line, page by page, Nobuki Mitani has been (  A  ) for six years.
(1行ずつ、1ページずつ、三谷伸樹さんは6年間辛うじて生計を立ててきた。)

三谷さんはin-between animator(動画マン:原画と原画の間を補間する絵を担当する人)ですが、労働時間は1日10~12時間、土曜日や日曜日も働くことがあります。それでも給料はとても安く、ひと月1,000ドルにも満たないとか。これでゆとりのある生活などできるはずはなく、ワンルームの部屋にシャワーもエアコンも無い状態で暮らしています。

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マイケル・ジャクソンの死

0907_01世界一のポップスターでありながら、世間を騒がす行動も多かったマイケル・ジャクソンが突然亡くなったというニュースは世界中を駆け巡りました。典型的な英語のニュースでどのように伝えられたか聞いてみましょう。

[空所A~Cを聴き取りましょう。]Thirteen-time Grammmy winner Michael Jackson died of (   A   ) Thursday.
(グラミー賞を13回受賞したマイケル・ジャクソンさんが木曜日に亡くなりました。死因は心不全とみられます。)

このような突然の死の場合、死因が確定するまで時間がかかることが多いので、このニュースでは “apparent” という言葉を使っています。”apparent”は「明らかな」という意味で覚えている方が多いと思いますが、「見たところ~らしい」という意味でよく使われます。この場合まだはっきりとした死因がわかっていない段階なのでこの意味で使われていることは明らかです。

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足のお手入れは小魚で

0903_06色鮮やかな熱帯魚を観賞用に育てている方もいらっしゃるでしょうが、今回は小さな魚を使って足の手入れをするお話です。

[空所A~Dを聴き取りましょう。]
At this salon in Virginia, flesh-eating (   A   ) off the feet of customers as part of a pedicure procedure.
(ヴァージニア州のこのサロンでは、足の手入れの一環として、肉食の魚が顧客の足にある角質を食べる。)

肉食と聞くとピラニアを思い出して恐ろしい感じがしますが、ごく小さな魚が皮膚の表面をかじるだけなので何ともないようです。ただ、今までにない方法なので、国レベルの規制が整っていない状態です。州によって対応がばらばらで、

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オバマ大統領と心臓発作

0903_02“Every time Obama comes on television now, the collective blood pressure in the United States goes down 10 points.”
(今オバマ氏がテレビに出る度に、米国全体の血圧は10ポイント下がります。) こんな発言をあなたは信じますか。オバマ大統領はこの閉塞的な社会情勢の中、救世主のような存在として、多くの人々に支持されていますが、アメリカ国民の血圧にも直接影響を与えるほどインパクトがあるものかと驚いてしまいます。 もちろん、これは比ゆ的な意味で、ある民主党議員がオバマ大統領の穏やかな気質を褒め称えた文ですが、これを真面目に解釈しようとする記事がありました。

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]
“Imagine for a moment the (p  ) (t   ) Obama’s speeches actually do lower listeners’ blood pressure.”
(オバマ氏のスピーチが聞く人の血圧を本当に下げるという可能性をちょっと想像してみよう。)

高血圧は心臓疾患の大きなリスク要因ですので、血圧が下がれば心臓発作も減るかも知れません。筆者は次のように続けます。

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石の上にも5年

0903_01皆さんは何か目標を掲げたら、何度失敗しても成功するまで頑張りますか。頑張るとしたら何回くらい、あるいは何年くらいでしょうか。

[空所A~Eを聴き取りましょう。]
If at first you don’t succeed, well, just keep on trying. At least that’s ( A ) of 68-year-old Cha Sa-soon.
(最初成功しなかったら、そうですね、挑戦しつづけるのみです。少なくともそれはCha Sa-soon(68才)のモットーです。)

こんな出だしで始まる記事に出てくるCha Sa-soonさんは運転免許の取得に挑戦しています。今まで何回挑戦したと思いますか。初回に失敗した後

She’s gone on to retake it an incredible 775 times, all ( B ).
(彼女は引き続きなんと775回再試験を受け、いずれも不合格だった。)

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オバマ新大統領の環境保護政策

様々な分野で難問を抱えるアメリカ合衆国を背負って立つことになったオバマ新大統領。影響力が大きい国のトップであるため世界から注目されていますが、大統領が力を入れて取り組もうとしている課題のひとつに環境問題があります。

[空所A~Fを聴き取りましょう。]
America’s most populous state is, on its own, one of the world’s (  A  ) of greenhouse gases.
(アメリカで最も人口の多い州は、単独で、世界最大の温室効果ガス排出グループの中に入る。)

これはカリフォルニア州のことですが、この問題に対処するため、州としては、2016年までに車から出る排気ガスを30% 削減することを義務付ける法案を通過させました。ところが連邦政府がその実施に待ったをかけていました。ブッシュ政権当時は世界一の経済大国でありながら、環境保護政策をおろそかにすることで周囲から批判されていましたが、これなどもその一例です。ところが、

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