Zimbabwe is back in the numismatic news.
このような出だしで始まる記事で、numismatic(貨幣の)という難しい単語の意味がわからなくても何をテーマとする話かはすぐに想像がつくでしょう。それ程ジンバブエで起きている超インフレの話は世界中を驚かせています。
昨年7月のジンバブエ政府による公式なインフレ率はなんと2億3千万パーセントですが、実情はそれ以上らしく、Cato Instituteという有名なアメリカのシンクタンクは10.2 quadrillion % と指摘しています。quadrillionは千兆なので、日本語にすると1京200兆パーセントになります。日本語でもほとんど聞いたことが無いような単位の数字ですね。
これに対応し、政府は8月にいわゆるデノミ(通貨単位の切り下げ)を行いました。しかし


[空所A~Jを聴き取りましょう。各空所には一語入ります]
For Westerners, it is the device that has launched a thousand (e__ ): the water closet, the loo, the john, the can.
アメリカに端を発する金融危機は、今や留まることなく世界中の株価を暴落させています。
ガソリンの高騰が止まりません。あまりの高さに、この夏休みのマイカー旅行を中止された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さっそくですが、以下何と言っているでしょうか。
現在の世界人口は約66億人と言われています。この膨大な数を確認した上で、2,000人と200人はどのように感じられるでしょうか。具体的にイメージが湧きやすい程度の数ではないでしょうか。座席数2,000のコンサートホールなどざらにあります。一学年の生徒数が200人くらいの学校もたくさんあります。今週取り上げた話題の中にこの2つの数字が出てきましたが、この数字が指すものは少し驚きです。
For the head of the German Post Office, it wasn’t the mailman who came knocking. It was the police.
あれ、a roseが3つもある、と思われるかもしれませんが、これはアメリカの小説家Gertrude Steinの有名な言葉で「バラはバラで、それ以上でもそれ以下でもない」という意味です。それは当たり前のことですが、今後「バラはバラ以上」になるかもしれません。
米証券大手Bear Stearns は経営が悪化したため、米大手銀行JP Morganが緊急援助をしてbail out (救済)しました。これはサブプライムローン問題が原因とされていますが、この会社の救済前の株価は2ドルで最高値(171.51ドル)と比べると何と98.3%も下がったそうです。今から約10年前に日本でも大手証券会社が廃業したことがありましたが、アメリカでは生き延びたわけです。