Buildupコースの賢い利用法

3月から始まる、CEL英語ソリューションズ春ターム。
Buildupコース説明会の日程が決まりました。

2月21日(日) 14:00-16:00  
2月28日(日)14:00-16:00  
3月7日(日)14:00-16:00
※毎回同一内容です。

英字新聞・雑誌・ニュースが正確に読め・聴けるようになりたい方や、どんな英語の試験にも対応できる底力をつけたい方にお勧めのコースですので、ご興味のおありの方は、ぜひご参加ください!

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インフルエンザと運動

0911_02秋から冬にかけて本格的なインフルエンザの季節が到来しますが、今年は豚インフルエンザの流行もあり、普段より一層気をつけている方が多いでしょう。そんな中、予防策のひとつとして、運動する方もいらっしゃると思いますが、その運動について興味深い調査結果が発表されました。

ネズミを二つのグループに分け、一つのグループはゆっくりと休ませ、もう一つのグループは足踏み車の上で疲れ果てるまで走らせました。その後両方のグループをインフルエンザのウイルスに晒すと…

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]
After a few days, more of the mice who’d exhausted themselves running (c  ) (d  )(w  ) the flu than the control mice. They also had more severe (s  ).
(数日後、走って疲れ切ったネズミの方が、対照グループのネズミより、インフルエンザに多くかかった。罹患したネズミは症状も重かった。)

また別な実験では、ネズミをまずインフルエンザに感染させてから3つのグループに分け、第一グループはゆっくり休み、第二グループは2、30分程度の軽いジョギング、そして第三グループは2.5時間激しく走りました。この実験に使われたインフルエンザ・ウイルスは強力で、ひどくなると死に至ることもあります。結果は…

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2009年ノーベル平和賞

0911_01  今年のノーベル平和賞はオバマ米国大統領に決定したというニュースは世界中を驚かせましたが、驚いたのは周囲の人々だけではなく、当の本人も全く予期していなかったようです。[空所A~Fを聴き取りましょう。]
The president did not even know ( A ). “This is not ( B ) to wake up this morning.”
(大統領は自分がノミネートされたことさえ知らなかった。「今朝起きたらこんな風になっているとは思いませんでした。」)  確かに大統領に就任してからそれほど時が経っていないオバマ大統領がこの賞を取るのは、何だかそぐわないという意見が多く聞かれます。その辺りを慮ってか、大統領自身の言葉も次のように謙虚です。 

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ある女性の反乱

0907_13Ann Minchさんという女性がYouTubeに抗議の投稿をしました。何に怒っているのでしょうか。

[空所A~Gを聴き取りましょう。]
“30% APR. I could get a ( A ) from a loan shark.”
(年率30%ですって。高利貸しからだってもっといい利率で借りられるわよ。)

APRは annual percentage rate の頭文字を取った略語で、「年率」のことです。かなり高い利率ですが、これは高利貸しではなく、アメリカの大銀行Bank of America が発行するクレジット・カードの金利です。

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映画のようなホントの話

スェーデンで映画に出てくるような強盗事件がありました。

[空所A~Fを聴き取りましょう。]
Burglars in Sweden ( A ) a daring predawn ( B) in Stockholm today.
(スエェーデンの強盗が今日ストックホルムで、大胆な夜明け前の強奪をやってのけました。)

音声は少し速いですが、一語一語ははっきりと発音しています。ここでpull off「(困難なこと)をうまくやり遂げる、成功する」は覚えておきましょう。英検1級などの試験で出そうな表現です。

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オバマ新大統領の環境保護政策

様々な分野で難問を抱えるアメリカ合衆国を背負って立つことになったオバマ新大統領。影響力が大きい国のトップであるため世界から注目されていますが、大統領が力を入れて取り組もうとしている課題のひとつに環境問題があります。

[空所A~Fを聴き取りましょう。]
America’s most populous state is, on its own, one of the world’s (  A  ) of greenhouse gases.
(アメリカで最も人口の多い州は、単独で、世界最大の温室効果ガス排出グループの中に入る。)

これはカリフォルニア州のことですが、この問題に対処するため、州としては、2016年までに車から出る排気ガスを30% 削減することを義務付ける法案を通過させました。ところが連邦政府がその実施に待ったをかけていました。ブッシュ政権当時は世界一の経済大国でありながら、環境保護政策をおろそかにすることで周囲から批判されていましたが、これなどもその一例です。ところが、

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無神論バスにのる

It’s the first mass marketing of atheism in Britain.
(それはイギリス初の無神論の大衆向け宣伝だ。)

it(それ)とは何を指すか想像できますか。新年は神社へ初詣に行き、教会で結婚式を行い、お寺で葬儀をしてもてもあまり気にならない日本人と違い、西洋の人々は宗教観を非常にはっきりと持つと言われています。どの宗教を信じるかというのも宗教観ですが、宗教を信じないとはっきり言うのもひとつの宗教観と言えるのではないでしょうか。

そのはっきりした無神論者の気持が、なんとバスの車体に表現されました。日本でもバスの車体広告はお馴染みですが、その車体広告に次のような文が載ったのです。

(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]
“There is probably no God. Now (s   ) (w   ) and enjoy your life.”
(おそらく神はいない。心配するのはやめて、人生を楽しもう)

という宣伝文です。このような宣伝が登場した背景は、

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世界で最もおいしい仕事

世界規模の不景気で解雇される人々が増加している昨今、オーストラリアの有名な観光地Great Barrier Reef から求人広告が出されました。
給料は10万ドル、期間は6ヶ月です。こんな高給で何をすればよいかというと、驚くなかれ

[空所A~Fを聴き取りましょう。]
“And all you have to do is ( A ) for the Tourism Board of Queensland ( B ).”
(島で経験したことを、Queensland 観光協会のためのブログに週一回書きさえすればよい。)

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ジンバブエの窮状

Zimbabwe is back in the numismatic news.

このような出だしで始まる記事で、numismatic(貨幣の)という難しい単語の意味がわからなくても何をテーマとする話かはすぐに想像がつくでしょう。それ程ジンバブエで起きている超インフレの話は世界中を驚かせています。

昨年7月のジンバブエ政府による公式なインフレ率はなんと2億3千万パーセントですが、実情はそれ以上らしく、Cato Instituteという有名なアメリカのシンクタンクは10.2 quadrillion % と指摘しています。quadrillionは千兆なので、日本語にすると1京200兆パーセントになります。日本語でもほとんど聞いたことが無いような単位の数字ですね。

これに対応し、政府は8月にいわゆるデノミ(通貨単位の切り下げ)を行いました。しかし

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世界最高齢者の言葉

現在の世界最高齢者は何処に住んでいるかご存知ですか。アメリカです。ポルトガル在住で115歳だった女性が先日亡くなり、現在114歳でロサンゼルス在住のガートルード・ベインズさんが最高齢となりました。1894年にジョージア州で生まれたベインズさんはカナダやオハイオに移り住んだ後、100歳で老人ホームに入ります。

[空所A~Eを聴き取りましょう。]
Once arthritis ( A ) at age 100, she’s been in this Los Angeles ( B ).
(100歳の時、関節炎で車椅子生活になり、以後ずっと彼女はロサンゼルスの老人ホームに居る。)

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