マイカーやマイホームを持つことは世界の多くの国々の一般市民にとって、人生の目標にもなり得る憧れの対象です。ところが世界に残る数少ない共産主義国キューバには変わった事情があり、こうした夢の実現が今までは不可能でした。
[空所A~Fを聴き取りましょう。]
They rumble down city ( A ) and country roads across Cuba — 1950s Fords, Buicks and Pontiacs, some in mint condition, others ( B ) collapse.
(それらはキューバ中の都市の大通りや田舎道を重々しい音を立てて走る。1950年代のフォード、ビュイックやポンティアックで新車同様のものもあれば今にも壊れそうなものもある。)
というように、何故か通りを走っている車は1950年代の古いアメリカ車ばかりです。経済が発展していないため中古車しか買えないのかと思われるかもしれませんが、それにしても古過ぎます。実はその理由は自由主義国に暮らす我々には想像もつかないものでした。


東西冷戦終結の立役者、ミハイル・ゴルバチョフ氏が80歳の誕生日を迎えました。メドベージェフ露大統領が国内最高の勲章を与え、困難な時期に国を支えたと称えましたが、どうもそれは表向きの社交辞令のようです。ロシアの一般の人々が彼をどう思っているかといえば…
民主国家なら教育を受ける権利は全ての子供に与えられているはずです。ところが世界中を見渡してみると、教育を受ける機会が不十分であるところがたくさんあるようです。次の文を聞いてみましょう。
今年のノーベル平和賞はオバマ米国大統領に決定したというニュースは世界中を驚かせましたが、驚いたのは周囲の人々だけではなく、当の本人も全く予期していなかったようです。[空所A~Fを聴き取りましょう。]