秋から冬にかけて本格的なインフルエンザの季節が到来しますが、今年は豚インフルエンザの流行もあり、普段より一層気をつけている方が多いでしょう。そんな中、予防策のひとつとして、運動する方もいらっしゃると思いますが、その運動について興味深い調査結果が発表されました。
ネズミを二つのグループに分け、一つのグループはゆっくりと休ませ、もう一つのグループは足踏み車の上で疲れ果てるまで走らせました。その後両方のグループをインフルエンザのウイルスに晒すと…
(1)[空所に指定文字で始まる適語を1語入れましょう。]
After a few days, more of the mice who’d exhausted themselves running (c ) (d )(w ) the flu than the control mice. They also had more severe (s ).
(数日後、走って疲れ切ったネズミの方が、対照グループのネズミより、インフルエンザに多くかかった。罹患したネズミは症状も重かった。)
また別な実験では、ネズミをまずインフルエンザに感染させてから3つのグループに分け、第一グループはゆっくり休み、第二グループは2、30分程度の軽いジョギング、そして第三グループは2.5時間激しく走りました。この実験に使われたインフルエンザ・ウイルスは強力で、ひどくなると死に至ることもあります。結果は…



犬の嗅覚が優れているのは言わずと知れたことですが、最近はこの能力を医学の分野で使おうとしている人々がいます。
赤ワインが健康に良いという話はよく聞きます。そこに含まれるポリフェノールに強い抗酸化作用があるためと言われていますが、新たな研究によると、赤ワインにはresveratrol(レスベラトロール)という耳慣れない化学物質も含まれ、これが脂肪の蓄積を抑える効果があるそうです。
日本で今年4月からメタボ検診が始まりましたね。健康診断のとき、40歳から74歳までの人々の腹囲を測って、基準を超えていたら程度に応じて生活改善指導を受けるというものです。政府の意図は、これで生活習慣病予備軍の人々の健康を向上させ、医療費を削減しようというものです。ところが、健康を気にし過ぎる人々が増えて、過剰投薬から医療費がかえって増えるのでではないかという意見もあります。現に設けられている腹囲の基準はかなり厳しく、ある尼崎在住の男性はメタボ検診でこんな体験をしました。
医療の進歩が著しい昨今、注目されている医療技術のひとつにstem cell(幹細胞)を使ったものがあります。分裂後、最終的に肉体のどのようなパーツにもなり得るこの細胞は、アルツハイマー病を始めとする様々な病気の治療に使えると、大いに期待されています。ところがこの細胞を採取するには、胎児が必要で、人間の胎児を使うことの倫理性が議論されていることは皆さんご存知だと思います。