子供を轢いてしまわないように

児童虐待でもないのに子供の命をうっかり奪ってしまう悲しい事故が毎年あります。例えば次の例です。

[空所A~Eを聴き取りましょう。]

Cameron was just ( A ) when his dad accidentally ( B ).
(キャメロン君は、父親の車に誤って轢かれた時、2才だった。)

米国では、バックする車に轢かれ毎週子供が2人命を落とし、50人がけがをしています。そして殆んどのケースが親族によるものだそうです。こうした悲惨な事故を何とかしようと先ほどのキャメロン君の名前をつけた安全対策法が2007年に制定されましたが、その一部である以下の規則が2014年に施行されます。それによると

The proposed rule would require automakers to ( C ) on all vehicles, so the driver can see everything directly behind them when they’re ( D ).
(規則案は全ての車の視界を拡げることを自動車メーカーに義務付け、車のバック時に真後ろにあるものすべてをドライバーが見えるようにする。)

具体的には、車がバックする時、後方に備え付けたカメラが作動し、車内の画面にドライバーの死角に当たる後方部分が映し出される方法を自動車メーカーは取るようです。このバックカメラの取り付け義務は新車が対象となりますが、現在乗っている車にも装着できます。多少の費用はかかるものの、大切な幼い子供の安全性が確保されるのであれば反対する理由もありません。意見を聞かれた親たちは次のように述べています。

It costs ( E ) a couple hundred to a couple thousand dollars, and every parent we spoke to said, “Absolutely ( F ) the money.”
(それ(バックカメラ)は数百から数千ドルするが、我々が話した親は全て「絶対お金を出す価値があります」と述べた。)

お金を出す価値があるというのは頷けます。日本でもバックカメラを装着している車がありますが、米国のようにいずれ義務付けられることになるかもしれません。

正解:
A: two years old
B: ran him over
C: expand the field of view
D: in reverse
E: anywhere from
F: worth

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