就職面接でしてはいけないこと

景気低迷で失業率が高止まりのアメリカで、ある就職斡旋サイトが求職中の人々にアドバイスを提供しています。履歴書を上手く書くことに加えて、冗談とも取れるような、就職面接でしてはいけないことを挙げています。まず、過去にこんなことを言った求職者がいたそうです。

One job seeker ( A ) bringing his ( B ) to work.
(ある就職希望者はペットのサルを職場に連れて来たいと主張した。)

職場にペットを連れて行くなど普通は考えないことですね。ましてや就職面接のときにそんなことを言えば、落とされるのは目に見えています。次の事例はどうでしょう。

Another’s e-mail address ( C ) the words “lovesbeer.”
(もうひとりの希望者のEメールアドレスには「lovesbeer」という言葉が含まれていた。)

これは面接での発言ではありませんが、メールアドレスが ”lovesbeer”ではかなりの酒好きなのではと勘繰られる可能性はあるでしょう。こうしたアドレスも面接の際には不利になるとこの就職サイトは言っています。

そして日本ではありえない極めつけの問題発言は次のようなものです。

And a third told a ( D ) employer, quote, “I’ll have your job ( E ).”
(三番目の就活者は雇用者になるかもしれない人物に向かって(ここから引用)「5年後にはあなたのポジションに居ますよ。」と言った。)

面接では自分の長所を披歴して、いかに有能な人材として会社の役に立つか自己宣伝するのはプラスになるでしょうが、ここまでの発言をしては台無しですね。ちなみに上記の英文中にある quote は「引用する」という意味の動詞ですが、音声の場合、文章のようにその人の発言であることをクォーテーションマークで示すことができませんから、代わりにこの単語を使います。動詞ですが前に主語を置いたり語形変化させる必要は無く、引用された語句の直前に置かれます。引用が終わった後は、end quoteと言いますが、最近では省略されることも多いようです。

正解:
A: insisted on
B: pet monkey
C: contained
D: potential
E: in five years

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