インドの先生はヒツジも数える

IT産業などの躍進目覚しいインドですが、地方の生活はまだまだ遅れているようです。公立小学校に通う子供たちは、イスもろくに無い教室で、使い古した教科書を使って勉強しています。それでも先生さえちゃんと教えてくれればよいのですが、肝心の先生がふいといなくなるのだそうです。それはサボっているのではなく、政府当局に教育以外の様々な用事でかり出されるためだそうです。用事の中には選挙や国勢調査の手伝いなどがありますが、なんとウシやヒツジなどの家畜を数えに行く仕事までさせられることがあります。頻繁に正規の先生がいなくなるので、地元の慈善団体がextra instructor(臨時講師)を提供しています。
先生自身が

“(   ) (    ) (    ) an extra instructor, learning for these 85 students would be scarce.”
(もし臨時講師がいなければ、この85人の生徒たちはほとんど勉強できないでしょう。)
[ ( ) に適当な語を一語づつ入れてください。]

と言っているくらいです。

日本でも小中学校の先生は授業以外の仕事がたくさんあって大変のようですが、さすがにヒツジの数まで数えることはありません。もっとも、「モンスターペアレント」の数は数えるかもしれませんが。

 

 

正解 If not for = [If it weren’t for]

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